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皆さん、こんにちは。カウンセラーの佐藤茂則です。
AIの時代において、人間は「感じることで進化する」と考え、心の問題についてお話ししたいと思います。
今、AIによってなくなる仕事として、事務作業や経理、運転業務、清掃業などが挙げられています。しかし、AIに取って代わられにくい仕事には、創造的な仕事や人間の感情に寄り添う仕事が増えると予想されています。
現代は情報量の多さと、生活スピードの速さが、人の感情を鈍化させています。例えば、平安時代の一生分の情報を現代では1日で受け取っているという現実があります。この加速する社会で「人間らしさ」を失わないよう、共感や連帯が重要だと思います。
社会問題として、2024年の自殺統計では、小中高生の自殺が過去最高に達し、児童虐待も急増しています。また、孤独を感じる人が増え、孤独死が社会問題として取り上げられています。情報化社会の中で、つながりが失われつつあることが問題です。
人々が感じる痛みには、肉体的な痛み、社会的な痛み、精神的な痛みがあり、特に精神的な痛みが増えていることが顕著です。「何のために生きているのか」といった問いも重要です。希望を持てない若者が増えており、これにどう向き合うかが今後の課題です。
これらの社会的課題を乗り越えるためには、私たち一人ひとりが「人間らしさ」を再確認し、共感や連帯を大切にすることが必要です。AIの進化とともに、私たちの感情や価値観が試される時代となっています。だからこそ、今一度「生きるとは何か」という根本的な問いに向き合い、自己を見つめ直すことが、私たちにとって重要な課題だと感じています。社会全体がより思いやりを持ち、支え合うことによって、未来は少しでも明るくなることでしょう。
担当講師 |
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佐藤 茂則(さとう しげのり) 先生
有限会社ミック研究所代表、NPO法人メンタルサポートアカデミー理事長 |